Ake Kubota(アケ・クボタ) / キーボード・作曲・アレンジhttps://akekubota.chaoticunison.com/
北海道出身、東京在住。5歳よりクラシック・ピアノを学ぶ。
武蔵野音楽大学ピアノ科在学中は、中根伸也氏に師事、コンテンポラリーなクラシック作曲家の作品を研究/演奏する傍ら、音大の外ではキーボーディス トとしてロック/フュージョン系のバンドに参加。卒業後はジャズ、ブラジリアン音楽、ポップス等ジャンルを超えての音楽活動を展開。繊細且つ端正なプレイでロマンティックでさわやかな雰囲気を醸し出すかと思えば、突如として意表を突いた発想で不思議サウンドを生み出す両極端な捉えどころがない演奏表現は、音楽仲間やファンの間でアケ・ワールドと呼ばれている。
2003年には初のソロアルバム “Vermilion” (朱)をプロデューサーの吉田和雄と共同プロデュースでアメリカのレーベルよりリリース。他に類型がない独自の音楽世界をキーボードと歌で表現。2006年にはベースの増根哲也、ドラムスの石川智、ヴォーカルのアリーナとのユニット、Ake Kubota Trio feat. Alinaでアルバム “Chaotic Simplicity” をリリース、行間豊かでシンプルな音使いを柱としながら渾然一体を表現。
2009年ギターリストの木村純とのDuoアルバム”Daybreak Story”をリリース、ボサノバを基調とした即興的アプローチで音のショートストーリーを綴る。この時期を前後して自己レーベル ”ChaoticUnison Records” レーベルを作り、他のアーティスト作品のアレンジ、プロデュースを手掛ける。arai masami の写真とのコラボレーション ”ChaoticUnison” では映像的音楽を追求。2002年、Disney on Classic コンサートツアーではシンセサイザー奏者としてオーケストラと共演し、2006年、Classic on Bossa (avex io CD)にアレンジと演奏で参加。ピアノ演奏によるアコースティック世界とコンピュータでのエレクトロニカ世界の二面性を持つ。現在は、ソプラノサックスのAndy Bevan, ベースの増根哲也、パーカッションの岡部洋一とのユニット ”amanojaco” をメインに演奏活動している。
ジャンルの境界線を超え、謎に満ちた音を探求し表現することが何よりの喜び。